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ダンプ運転手の1日を公開!大変なの?実際に1日をレビュー

道路工事

ダンプ運転手の1日を、まとめてみました。

この記事では、昼勤の道路工事現場の1日を紹介します。あくまで私の勤務先の1日になります。

会社や仕事内容によって、違いはありますので、ご了承ください。

ダンプ運転手になりたい人のご参考になれればいいと思っています。

6:30 起床

夜勤がないときは、だいたいいつも12時前後に寝て、起きる時間は、ギリギリです。昔から朝が苦手なので、、(笑)

起きたら15分で身支度を終わらせます。

  1.  歯磨き、洗顔、寝癖直し
  2.  着替えて、荷物を持って出発!

こんな流れで、すぐに家を出る感じです。

6:45 出発

自宅から会社までは、車通勤で10〜15分程です。

途中コンビニで、朝ご飯と飲み物を買って会社へ。前日にダンプで帰宅したときは、会社へは行かずに直接現場まで行きます。

現場が近かったり出発時間が遅いときは、家でゆっくり朝食を食べて行くこともあります。

例えば、土日、祝日など道路が空いていて現場まで30分くらいで行ける場合は、7時半に起きて、朝食を食べて8時過ぎに出発するような感じです。

7:00 会社に到着

会社に着いたら、まずダンプの暖機と車両点検をします。

暖機運転

暖機運転とは、エンジンを始動してから停車した状態のまま、しばらくの間アイドリングしてエンジンの各部分が適度な温度になるまで待つことです。

準備運動ですね。人間で例えるとラジオ体操のようなものです(笑)

車両点検

暖機運転と同時に車両点検も行います。

ダンプは、ほぼ毎日乗っているので、故障や事故が起きないよう、日頃から日常点検をします。

ライト類の点検

ヘッドライト、ウィンカー 、ブレーキランプ等の点灯チェックなどをします。

タイヤ点検

ダンプは重たいものを積んで走るので、タイヤの溝、ひび割れ、空気圧は正常かなどを、確認します。

その他

窓拭きや、燃料の確認、ダンプアップの確認などをして、現場に向けて出発です!

8:30〜9:00 現場に到着

道路工事現場近くに到着したら、まず監督に電話をして、現場の場所と進入経路を確認します。

監督から、折り返し電話がくるまでは、待機になります。現場によりますが、呼ばれるまで、だいたい30分〜1時間程かかります。

待機中は、朝コンビニで買った朝ご飯を食べたり、携帯をいじったり適当に過ごしてます(笑)

9:30 現場内へ

監督からの連絡で現場に入ります。

現場の中では、ユンボのオペの合図で前進しながら、アスファルトのガラを積んでいきます。

だいたい10分から、長くても30分くらいで積み終わって、現場からプラントへ向けて出発です。

プラントとは?

前田道路出典:https://www.iwasaki.co.jp/projects/examples/detail/id/f50/cid/7/sid/0/
前田道路大成

プラントとは、簡単に説明すると工場の設備一式のことで、産業廃棄物の受け入れから、アスファルト合材の製造、出荷を行なっている場所です。

10:30〜11:00 プラントに到着

プラントに到着したら受付をしてガラを捨てます。アスガラ写真は夜勤現場のときです。ダンプアップダンプアップするだけなので、特に大変な作業などは、ありません。

あとは、監督からの連絡待ちで待機時間になります!何をしていても自由です!

プラントここに停まっているダンプは待機中です。

現場によっては、砂や砕石を運んだり、空の状態で戻ることもありますが、待機になることの方が多いです。

11:30〜 昼休憩

お昼前後になったら、とりあえず昼食にします。

プラントに来る途中に、吉野家やCoCo壱で、持ち帰りで買って食べることが多いです。

コンビニ弁当や、カップラーメンは身体に悪いらしいので、食べないようにしています。

一応健康面には、気を使ってます(笑)

13:20

監督から連絡が来たので、受け付けをして合材を積みます。軽油こんな感じで荷台に軽油を撒きます。

軽油を撒かないと合材がくっ付いてしまい、最後の掃除が大変になってしまうことがあります。そのため、合材を積む前に必ず軽油を撒きます。

軽油とは?

トラックやバス、主にディーゼルエンジンに使われている燃料のことです。サイロ積む際は、こんな感じで上から落ちてくるので、ダンプに乗ったままです。
合材これで1tです。出荷温度は約160度あります。
シート積んだらシートをかけて現場に戻ります。

合材を積んでプラントを出発するまで、約10分程です。

合材とは?

合材とは、砂、砕石、石粉にアスファルト(液体)を規定の割合で混ぜ合わせた混合材料です。

プラントで製造され、出荷温度は約160度になります。道路の舗装で日本では当たり前のように使われている材料です。

聞いたことあると思いますが、一般的には、アスファルトと呼んでいます。

ダンプ屋、道路工事現場などでは、合材(ごうざい)と呼ばれています。

14:00 現場に到着

現場近くに戻って来たら、監督に連絡して監督の指示があるまでは、待機になります。

14:10 現場内へ

朝と同じく、監督からの指示で現場内に入ります。合材おろしユンボのオペの合図で前進しながら、ユンボで合材をすくって降ろしていきます。
道路工事30分程で、降ろし終わって終了です!

14:40〜15:00 現場終了!

監督に伝票を渡して現場を出ます。

あとは、会社に帰るだけです!

16:00〜16:30 会社に帰宅!

会社に帰宅してからの流れは、以下のような感じです。

余り合材を捨てる

現場で余った合材を捨てます。合材は、ほぼ確実に余ります。
余り合材私が働いている会社では、産業廃棄物保管場所の許可があるので、会社に捨てることができます。

許可を持っていないダンプ屋さんは、プラントに捨てに行く必要があります。
産廃また、保管場所の許可がない敷地内に捨てると違法になります。

現場が終わってから、プラントに寄らずに直帰できるので楽です!

作業伝票を提出

1日の作業伝票です。

伝票2伝票こんな感じで道路工事では、ガラを運んで合材を運ぶことが基本ですが、中には、ガラを運んで砕石を運んで終わりの現場もあります。

時間は、定時で記載していますが実際には、もっと早くに終わっています。

洗車

洗車こんな感じで、高圧洗浄機で泥汚れなんかも簡単に落とすことができるので、楽に洗車できます!たまには、自分の車も洗ったりします。

毎日ではないですが、ダンプの汚れが気になったらする感じです。頻繁に洗車する人もいますし、今まで1度も洗ったことない人もいます(笑)

まぁ、するしないは人それぞれですけど、していれば5千円の手当が付くので、しないよりかは、していた方がいいですよね(笑)

給油

給油

燃料は、毎日満タンの状態をたもっています。会社で入れることができるので楽です。給油が終わったらダンプを車庫に入れて帰宅です!

ちなみにダンプで自宅に帰ることの方が多いです!毎日会社から現場に行って、会社に帰るわけではありません。

現場に直行直帰の方が楽ですし、会社に行くときは、伝票が溜まってるときなど、たまーにです。

自宅に停められる人や、自分で駐車場を借りている運転手は、乗って帰ってます。私は3tダンプなので自宅の目の前に路駐しています(笑)

17:00 自宅に到着

道路工事現場だと17時前後には、自宅に帰れます。

早いときは、昼前後に現場が終わることもあるので、もっと早く帰宅できます!

現場が早く終わるということは、プラントでの待機時間が短いってことです。

ここに関しては現場次第なので、どうすることもできませんが、、

早く終わった日は、飲みに行って次の日、寝不足なんて日もありますが、待機時間に寝れるので問題ないです(笑)

本日の走行距離と時間

まず、会社から現場に行きます。このとき、片道 25キロ 約1時間20分です。

その後、現場からプラントに行き、片道 15キロ 約30分になります。

そして、プラントから現場が15キロで約30分です。

最後に、現場から会社が25キロになり、帰りは約1時間10分でした。

本日の合計は 80キロ 約3時間半です。

だいたい15時に終わって、拘束時間は6時間として、1日のトータルの運転時間は、通勤も含めて約3時間半になります。

定時よりも早く終わって、運転している時間より、待機している時間の方が長いこともあるので、めっちゃ楽です!残業になることも滅多にありません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

この記事を読んでみて、全然楽じゃん!って思った方、自分には向いていないって思った方、様々だと思います。

実際経験してみないと分からないと思いますが、慣れてしまえば、めちゃくちゃ楽です。

運転手の仕事で、これ以上楽な仕事は、他にはないような気がします(笑)

これで月平均、40万円もらえています!

初心者の方でも、すぐに慣れますので是非ご自分に合いそうな会社を見つけて、挑戦してみて下さい!!