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ダンプ運転手の給料は?どのくらい稼げるの?

給料

ダンプの運転手に転職したいけど、給料いくらなんだろう?って思う方は多くいますよね。

給料はいいって噂を聞くけど、実際はいくらぐらいなんだろう?って気になります。転職す るうえで、給料って重要ですし、せっかく転職するなら給料アップしたいものです。

また、業務内容や形態による収入の差なども知っておきたいです。

そこで、この記事ではダンプの運転手の給料や収入について、給与明細などを公開して解説 しています。

気になるダンプ屋業界の給与形態を詳しくご紹介します。

ダンプ運転手の雇用形態は?

ダンプの運転手の雇用形態は「被雇用者」「持ち込み」の 2種類があります。

これからダンプの運転手になりたい方は、まずは雇用形態を把握しておきましょう。

被雇用者

会社(ダンプ屋さん)に所属して、会社のダンプカーに乗り、会社の指示の元、仕事をして給料を貰う形です。

雇用形態は正社員、アルバイトなど様々ですが、会社の従業員になります。

普通のサラリーマンですね。初めてダンプの運転手をやる方は、まずは雇われとして
始めるのが一般的です。

求人を探す際は、雇用形態が正社員のものをピックアップしましょう。

持ち込み

自分で車両を用意して、下請けとして業務委託を受ける形になります。

自営業てすね。ダンプ屋仲間や人脈がないと難しいです。

給与は通常の倍、もしくはそれ以上になりますが、車両代や維持費(車検やタイヤ代)燃料代、保険代などがすべて自己負担となります。

4tダンプ、新車購入で持ち込みした場合の1ヶ月の給料

4tダンプ

出典:http://torack7.blog.fc2.com/blog-entry-476.html

車両代800万円、1日の常用単価25.000円で計算する場合をご紹介します。

昼勤25日+夜勤15日で40日稼働=100万円

これだけ働けば、月に100万円の収入になります。ただ、持ち込みの場合、車両のローンなどは自腹ですし、管理費用なども自分で支払う必要があります。

実際にかかる費用は以下の通りです。

  • 車両代のローン月20万円
  • 車検代、整備代の積み立て月5万円
  • 昼勤+夜勤=40日計算で燃料費月15万円(リッター5キロ計算)

これらの費用が大体40万円かかります。それに加えて、保険代が年間20〜30万円、月々の駐車場代なども、かかってきます。

燃料代は、交通状況や走行距離、積載量などで、大きく変わってきます。

車両のローンがあるうちの給料は必要経費を差し引いて、約50〜60万円といったところでしょう。

この金額は雇われでも会社によりますが、頑張り次第で稼げる金額です。なので仕事量を安定的に確保できなければ、雇われとして働いてる方が良いかもしれません。

車両代は、車種や、寝台があるタイプ、ないタイプで大きく値段が変わってきます。

また、中古車であれば300万円前後で、購入できるので中古車を選ぶのも良いでしょう。

ダンプ運転手の給与形態は?

給与形態は会社によって異なりますが、日給、月給が一般的で、中には時給の会社もあります。

日給の場合は9,000〜16,000円が相場となっており、月給の場合は20〜35万円ほどとなっています。

また時給の場合は1,000〜1,350円が相場です。

会社によっては夜勤もあるので、やる気次第では月50万以上も可能です。

なおこれらの給料に加えて残業手当や各種手当などが加算されるため、金額が変わる可能性があります。

ですが、平均年収は240万〜420万円ほどといえるでしょう。

ダンプの大きさで給料は、どの程度の差があるの?

ダンプの種類は主に、3t、4t、8t、10tの4種類になります。

それぞれ運転免許の種類も違うので、確認しておきましょう。

3t、4tダンプ

3tダンプ 4tダンプ

出典:https://www.okumura-kikai.co.jp/product/entry.php?no=478

3t や 4tなどの小さいダンプは、給料も少ないです。免許も大型が必要なく、材料なども運べる量が少ないからです。

おおよそ、日給9,000~13,000円になります。

なので月の休みが5日の場合、月給は、23,4〜33,8万円が平均的な給料です。

8t、10tダンプ

8tダンプ

10tダンプ出典:https://www.hino.co.jp/ranger/lineup/dump/index.html

8t、10tになると大型免許が必要になり、運転技術も求められるので給料も3t、4tに比べて高めになります。

おおよそ、日給13,000~16,000円になります。

月の休みが5日の場合、月給は、33,8〜41,6万円が平均的な給料です。

※地域や会社によって差があります。

運転免許の種類

ダンプ運転手の免許には、3 つの種類があります。

  • 3tダンプは準中型免許
  • 4tダンプは中型免許
  • 8t、10tダンプは大型免許

初めてダンプに乗る方や、中型、大型免許がない方は、免許取得支援のある会社を選ぶようにしましょう。

免許取得支援がない会社に入社してしまうと、大型に乗ってもっと稼ぎたい!ってなったときに自腹で免許代を支払うことになってしまうからです。

免許代は15〜30万円くらいするので、できれば会社に負担してもらいたいのが本音です。

実際にかかる費用は以下の通りです。

  • 準中型免許から中型免許15万円
  • 準中型免許から大型免許30万円
  • 中型免許から大型免許21万円

金額は、合宿でとるのか、通いでとるのか、また地域によっても大きく変わってきます。

免許取得支援がある会社であれば、会社が免許代を支払ってくれるので、その方が良いですよね。

免許の種類 車両総重量 最大積載量
準中型免許 7,5t未満 4,5t未満
中型免許 11t未満 6,5t未満
大型免許 11t以上 6.5t以上

待遇や福利厚生などは?

ダンプ運転手になるうえで、気になるのが待遇です。社会保険があるのか、通勤手当など、どのくらいもらえるのか気になりますよね。

社会保険や雇用保険

社会保険や雇用保険に関しては、加入している会社がほとんどですが、加入してない会社もあるので注意が必要です。

車・バイク通勤可能

ほとんどの会社で車やバイク通勤は可能です。ただ、バイク通勤に関しては、禁止にしている会社もあります。

交通費支給

会社によって様々ですが、1万円といったとこょろが相場でしう。自宅から現場までダンプで直行直帰の人は、カットされる場合もあります。

昇給制度

年齢、年数関係なく上がっても1,000円程度でしょう。昇給を目指したいのであれば、大型ダンプにランクアップしていくことです。

賞与

賞与に関しては夏季と冬季の年2回が基本ですが、賞与の規定がない会社もあります。中には、寸志程度ですけど出してくれる会社もあります。

資格取得支援

中型、大型免許、無線免許、中には重機の免許など出してくれる会社もあります。

夜勤手当

日給×1.25が基本ですが、夜勤手当のない会社もあります。

休日休暇は?

休みは基本的に日曜、祝日休みですが、現場や仕事内容によっては休日出勤が生じることもあるので会社によって様々と言えるでしょう。

働いてみたら休みが少なかったということもあるので、事前に口コミや評判を調べておきましょう。

月4〜6日程度

ほとんどの会社が月4〜6日程度になります。

日曜、祝日休みと決まった会社もあれば、決まってない会社もあります。

決まってない会社は、現場次第、シフト制、または自己申告制の場合がほとんどです。

現場次第

現場次第とは、現場の休みに合わせて運転手も休むというスタイルです。

休みが日曜、祝日と決まった会社でも現場が稼働しなければ、休みになる場合もあります。

シフト制

シフト制は、1ヶ月の休みを自分で決めて会社に提出する感じになります。

この場合、雨で現場中止などがあると休みが増えてしまい「今月は稼げなかった」なんてこともあるでしょう。

自己申告制

自己申告制とは、疲れたときや、急用ができたときなど、自分が休みたいと思ったときに月に4〜6日、自由に休みをとるスタイルです。

会社としての休みが決まっていない会社は、このスタイルが1番多いかもしれません。

結局のところ、取引先の業者次第なので、ダンプ屋業界の休みは不安定です。

なので安定した休みが欲しい人は、休日が決まっている会社を選ぶようにしましょう。

お盆、年末年始、GW

夏季、年末年始、GWは、暦通り休みになる会社がほとんどです。

有給休暇

ダンプ屋業界で有給休暇がある会社は少なめですが、ちゃんと取れる会社もあります。

休日出勤

休日や祝日でも現場や仕事内容によっては、急遽出勤になってしまうこともあります。

その場合、休日出勤手当など出る会社もありますが出ない会社もあります。

雨休み

全ての現場が休みになるわけではないですが、道路工事や建築現場は雨天休工となることがあります。

その場合は現場中止になるため無給になってしまいます。

特に雨の多い梅雨時期などは給料が減少してしまうことがあります。

3tダンプで日給10.000円の場合、雨で10日間休みになれば、その月の給料は10万円減ってしまいます。

夜勤がある会社であれば、夜勤で稼げますが、ない会社だと厳しいです。

なので、最低日給保証などがある会社を選ぶようにしましょう。

実際の給与明細を公開!

給料明細
項目 金額
基本給 439,000円
所定時間外賃金
家族手当
通信手当 3,000円
洗車手当 5,000円
無事故手当 10,000円
交通費 10,000円
合計 467,000円
健康保険料 16.900円
介護保険料
厚生年金 16,470円
雇用保険料 1,401円
所得税 18,470円
住民税 10,500円
前払金
合計 63,741円
差引支給額 403,259円

昼勤、夜勤働いて月平均40万円程です。

20代でも年収で約400万円以上稼げています。

通信手当

ダンプの運転手は、会社や現場とのやり取りを頻繁にします。そのため、電話代3.000円が支給されます。

5.000円支給される会社もあれば、仕事用の携帯電話を、支給してくれる会社もあります。

中には手当のでない会社もあります。

洗車手当

乗っているダンプを洗車などして大切にしているのが社長に伝われば5.000円支給されます。

洗車手当や整備手当などで10.000円支給してくれる会社もあります。

そのような手当がない会社もあります。

無事故手当

無事故の場合、月に10.000円支給されます。

無事故手当がない会社もあります。

交通費

距離関係なしに自宅から会社までの交通費10.000円支給されます。

ほとんどの会社の相場が、上限10.000円になるでしょう。

中には、細かく距離と燃料代を計算する会社もあります。

まとめ

ダンプ運転手の給料、待遇などは地域や会社によって様々で大きな差がある場合があります。

労働条件の悪い会社に転職してしまい、後悔している人もいます。

その理由は、事前に情報収集を行っていないからです。

せっかくダンプ運転手になるのなら、しっかり会社を調査していい会社に転職しましょう。

会社を選ぶ際は、事前にしっかりと確認することが大切です。