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トラック運転手・ダンプ運転手はバカで底辺の仕事?現役ダンプ運転手が解説!

底辺

「トラック運転手やダンプ運転手」の仕事は、世の中から「底辺」の仕事というイメージをもたれています。

実際、「運転手なんてクズでろくでもない」「低学歴のバカがやる仕事」という意見があるのは事実です。

こんな事を聞いてしまうと、これから「トラック運転手・ダンプ運転手の仕事をしてみたい」と考えている人も、ネガティブなイメージのせいで、やる気がなくなってしまう人も多いですよね、、

ですが、僕は決してトラック運転手・ダンプ運転手が底辺の仕事だとは思いません!

そこで、この記事では同じトラック運転手でもあるダンプ運転手が「底辺ではない理由・底辺は大間違い」「ダンプ運転手は最高な仕事である理由」などについて解説しています。

ダンプ運転手の仕事が本当に「底辺職」なのかどうなのかが分かります!

そもそも底辺とは?

残念なことに世の中には、底辺と言われてしまう職業があります。

僕、個人的には、なんの仕事が上とか下とかないと思っていますが、悲しい事に世の中には職業差別があるのが事実です。

一般的に世間で、底辺の仕事と言われているのが以下の通りです。

  • 建築・土木作業員
  • 警備員
  • 清掃員
  • 保育士
  • 美容師・理容師
  • 物流・運送業(ダンプ運転手)
  • 製造・工場作業員
  • 介護・ホームヘルパー

見ての通り、どの職業もなくてはならない仕事で、誰かのため、社会のために確実に役立っている職業です。

なぜ、ダンプ運転手は底辺と言われている?

なぜ?ダンプ運転手が底辺と言われている理由が以下の通りです。

  • 見た目やガラが悪い
  • 煽り運転や危険運転
  • タバコやゴミのポイ捨て

ダンプ運転手は、運転マナーの悪い人や、社会的マナーのない人が多いというイメージが原因で、底辺職と言われています。

運転がメインの仕事なので、見た目はそれほど重視されないことが多いです。

会社によっては、髪型や服装が自由であることが多いため、一般的に見た目やガラが悪いと思われてしまいます。

また、危険な運転をするダンプカーや、走行中に窓から、タバコやゴミを投げ捨てるダンプ運転手を目撃したことがある人も少なくはないと思います。

そして、実際に煽り運転をされた経験のある人もいるでしょう。

このようなダンプ運転手がいるのは、残念なことに事実ですが、すべてのダンプ運転手がそうなのか?と言われたら間違いなく違います。

ダンプ運転手がバカで底辺は大間違い

間違いダンプ運転手の中には、少数ではありますが、運転マナーが悪くレベルの低い運転手が存在することは確かです。

ですがそれは、ダンプ運転手に限ったことではありませんし、一般のドライバーにも言える事です。

大半のダンプ運転手はマナーもしっかりしており、バカでも底辺でもありません。

あなたも車を運転中に、ダンプ運転手や他のトラック運転手に道を譲ってもらったりした経験がある人は必ずいると思います。

一見ガラが悪く、怖そうに見えるダンプ運転手も話してみれば優しい人ばかりで、底辺とは程遠い人たちです。

また、収入的にも一般の会社員と比べて引けを取らない、もしくはそれ以上稼いでいるダンプ運転手もいるので、バカで底辺と言う言葉は当てはまりません。

ダンプ運転手は底辺職ではない!

先ほども言いましたが、なんの仕事が上とか下とか関係ありません。

ダンプ運転手に限らず、人の職業をバカにする、見下すような人が底辺の人たちです。

例えば、事務職や営業職、サラリーマンなどが上とは思いません。もちろん下だとも思いません。

ただ、僕にはそのような仕事は向いていませんし、やれと言われてもスキルがないので、できません。

なので、単純に僕にできないことができるって凄いことだなと思います。

自分の好きなこと、得意なことを仕事にしてお金を稼ぐ。

そして、自分が身に付けた知識や技術を、それぞれの人たちが自分の仕事で発揮しているから、お金が発生して稼げているんですよね。

これってとても素晴らしいことです。

なので、ダンプ運転手は底辺職ではありませんし、どんな職業でも立派な仕事であり、必要とされているから存在しているんです。

誰の役にもたっていない、必要とされていない職業や仕事だったら、誰もお金はくれませんし、稼げませんよね。

低学歴=底辺ではない

ダンプ運転手が底辺と思われやすいのは、学歴に関係なくできる仕事だからです。中卒や高卒の人も少なくありません。

低学歴でもできる仕事は、誰でもできる仕事というイメージを持たれやすいのが事実です。

ですが、低学歴で出来る仕事=底辺職と言うのは、僕は違うと思います。

学歴の関係ない職業は、世の中にたくさんありますよね。

月収100万円以上稼ぐYouTuberや、フリーランスとして自由な生き方をしている人でも、低学歴の人はたくさんいます。

しかし、その人達が底辺かと言われたら違いますよね。

見た目やガラが悪い=底辺ではない

先ほどもお伝えしましたが、ダンプ運転手は、運転がメインの仕事なので、髪型や服装に、そこまでうるさくありません。

なので、強面のおじさんなんかもいたりしますが、話してみるとめちゃくちゃ親切で優しい人が多いです(笑)

どのような見た目をしていたとしても、真面目に仕事ができる人間であれば何も問題ありません。

見た目やガラが悪い=底辺と決めつけるのは、おかしいですし間違っています。

誰でもなれる=底辺ではない

ダンプ運転手は、誰でもなれるため底辺な仕事というイメージがあります。

実際、現在は人手不足が深刻なため、必要な免許があれば誰でもなれます。

しかし、すべての人が全うできるかどうかは別問題で「誰でもなれる=簡単な仕事」というわけではありません。

ダンプ運転手が活躍する現場は

  • 道路工事
  • 建築現場
  • 建設現場

などがメインになります。このような現場はとにかく狭いです。特に、建築現場や建設現場は日々状況が変わっていきます。

重機があったり、資材が置いてあったり、昨日まで何もなかった場所に柱が建っていたりするので、毎回同じように現場内へ入れるわけではありません。

そこへバックで侵入していきます。これは、職人さんと同じくらいのプロの技だと思っています。

ダンプ運転手は、プロの職業であり、高度な技術が要求される職業です。

なので、誰でもなれる=誰でも簡単にこなせる仕事」ではありませんし、「誰でもなれる=底辺な職業」であるというイメージは間違いです。

ダンプ運転手は3K労働ではない

3kダンプ運転手は3K労働「きつい・汚い・危険」などと言われていて、世間では3K労働=底辺みたいなイメージになっています。

実際のダンプ運転手の仕事は、肉体労働や力作業がなく1人で気楽に仕事ができるため、肉体的にも精神的にも「きつい」と感じることは、ほとんどないです。

また、作業と言えるような作業もないので汚れることも、ほとんどありません。

交通ルールをきちんと守り、安全運転さえ意識していれば「危険」な状況になる確率も低いです。

そのため、ダンプ運転手が3K労働と言うのは世間のイメージなだけで、実際にはそうでもないと言えます。

ダンプ運転手は底辺ではなく、むしろ最高な職業である理由!

僕が実際に働いてみて、ダンプ運転手が最高な仕事だと思った部分は以下の通りです。

  • 運転好きには天職
  • 人間関係で悩むことがない
  • 仕事を家に持ち帰ることがない
  • 慣れてしまえば仕事内容は楽
  • 月収50万以上稼ぐことも可能
  • 高齢になっても働ける

順番にご紹介していきます。

運転好きには天職

基本的にダンプ運転手は、面倒な「手積み・手降ろし」の作業がなく、体力的にも楽なので運転に集中することができます。

ダンプ運転手は「車が好きな人」や「運転をすることが好きな人」にとっては、最高の仕事です。

そして、「運転をすることが好きな人」や「ドライブが好きな人」にとっては、自分の好きなことをしてお金を稼げるので、天職になります!

人間関係で悩むことがない

仕事をしていく上で人間関係のストレスほど、無駄なものはないですよね。

職場の人間関係のストレスが原因で、仕事を続けることができなくなってしまう人が非常に多い世の中です。

ですが、ダンプ運転手は基本的に1人で仕事をするので車内は自分1人の空間です。

人間関係や人付き合いが、苦痛と感じる人でも周囲の環境に左右されることなく、ストレスなく働くことができます。

自分1人だけの空間で、自分だけの時間を過ごすことができるダンプ運転手は、最高の環境で仕事ができます!

仕事を家に持ち帰ることがない

ダンプ運転手は、仕事を家に持ち帰ることがありません。

サラリーマンなど他の職業だと、家に仕事を持ち帰ってやらなきゃいけないことがあったり、「1日中仕事のことを考えろ」なんて言ってくる会社もありますが、ダンプ運転手の場合、そのようなことは一切ありません。

そのため、ダンプ運転手は仕事とプライベートの時間をきっちり分けることができるので、オン・オフしっかり切り替えて働けます。

慣れてしまえば仕事内容は楽

ダンプ運転手の仕事は、大変なイメージの人が多いと思いますが「積んで、走って、降ろす」というのを、1日に何回か繰り返すことが基本です。

そのため、単純な仕事内容なので早く慣れることができます。

もちろん仕事をやり始めたばかりのときは、道が分からなかったり、車体のサイズ感覚などで苦労することもありますが、車の運転センスがある人、得意な人なら慣れるのも早いでしょう。

そして、慣れてしまえば、めちゃくちゃ楽な仕事内容です!

会社にもよりますが1ヶ月もすれば、基本的なことは一通り覚えられるので、「僕もう10年やってます」みたいな顔で仕事ができます(笑)

月収50万以上稼ぐことも可能

ダンプ運転手は、会社によっては夜勤もあるので、頑張り次第では月収40〜50万円以上稼ぐことも可能です大型ダンプの運転手で60万以上稼ぐ運転手もいます。

1人でストレスなく仕事ができて、一般的な会社員の約2倍程、稼げるダンプ運転手は最高な仕事です!

他の職業で50万前後の収入を得るのは、なかなかハードルが高いと思いますが、ダンプ運転手の場合、慣れてしまえば余裕です(笑)

高齢になっても働ける

ダンプ運転手は、ショベルカーやホイールローダーなどの建設重機が積込み作業を行います。

降ろす際もショベルカー、または、ダンプアップで降ろしていきます。

ダンプ運転手が自らダンプから降りて作業をすることは、ほとんどありません。

積込み・降ろし作業の際、ダンプ運転手は運転席に座っているだけです(笑)

なので、高齢化の影響もありますが体力的にも楽に働けるため50〜60代のダンプ運転手も多く、活躍できています。

運転技術さえしっかりと身に付けてしまえば、ダンプ運転手は高齢になっても、長く働くことができる職業です。

まとめ

まとめ

今回は、「ダンプ運転手はバカで底辺」と言われていることについて解説してきましたが、この記事を読んでみて「ダンプ運転手は底辺職ではなく、最高な職業」であるということが分かっていただけたかと思います。

大事なのは、「底辺か?底辺じゃない」という世間の声やイメージよりも、自分に向いていて、ストレスなく長く続けられる仕事、自分に合っている仕事を選ぶことです。

現在、運送業界全体が深刻な人手不足の状況にあります。

なので、ダンプ運転手に興味がある方、転職を考えている方は、是非実現させて欲しいです。

そして、自分自信が納得できる良い会社をみつけて、自信を持って働いていただけたら幸いです。

あなたに合う会社は必ずあります。

僕は、ダンプ乗り・トラック乗り、これから乗る方たちを応援しています!!